ナリス化粧品の始まりはふきとり用化粧水から!顔のたるみ改善効果はどうなのか?

ナリス化粧品の始まりはふきとり用化粧水から!顔のたるみ改善効果はどうなのか?

一時期、ふきとり用化粧水と言うのが、話題になりました。実は、その始まりは、ナリス化粧品だと言われています。ナリス化粧品は、創業して第一号のスキンケアアイテムが、ふきとり用化粧水だったのです。

 

ナリス化粧品の美容理論は、余分なものは「取り除き」、必要なものを「与える」、それによって、肌本来の力を呼び覚ますという、シンプルな理論に基づいていると言われています。ナリス化粧品の最初は、ふきとり用化粧水第一号「コンク」だったと言います。

 

最初のふきとり用化粧水が誕生したのは、1937年と言われています。それから、80年の間、ふきとり用化粧水は、時代とともに進化し、リニューアルを繰り返し、今に至っています。80年の間、ずっと販売し続けると言うのは、とてもスゴイと思いました。それだけ、長い間に渡って利用したいという方が一定以上存在していたということです。

 

そんな、長い間販売し続けているふきとり用化粧水を言うのは、どのようなものなのでしょう?また、顔のたるみなどのエイジングサインで悩む年代にも効果的なのでしょうか?ナリス化粧品のふきとり用化粧水が気になり、使ってみようかな・・・と考えていらっしゃる方のお役にたてれたら嬉しいです。


顔のたるみにも利用したいナリス化粧品のふきとり用化粧水とは?

ナリス化粧品のふきとり用化粧水は、創業者の「健やかな肌作りを邪魔する古い角層を化粧品で取り除けたら・・・」という閃きから開発が始り、国内初のふきとり用化粧水「コンク」第一号が誕生したと言います。

 

1937年(S12)頃、化粧品と言えば、肌を白く塗りこむ白粉を筆頭に、やたらとお肌に塗って美しく見せようとする発想が主流だった時代に、余分なものを落とし素肌自体の美しさを高めようと試みた「コンク」は画期的なスキンケアアイテムとして話題になり、利用者が徐々に増えていったと言います。

 

お肌の細胞は、28日周期で生まれ変わると言われていますが、昔は、垢やフケと同様に不要なものと見なされていました。しかし、近年、角層には乾燥や外部の刺激、有害物質から肌を守るバリア機能やお肌の潤いを保つ保水機能など重要な役割があることも明らかになっています。

 

大切なことは、古くなった角質が滞り、お肌の表面に「溜まり過ぎる」ことは、良くないことですが、角質の「取り過ぎ」も良くないと言うことです。ナリス化粧品では、今までの研究のデーターを基に、ふきとり化粧水も改良と進化を重ね、今に至っていると言うことです。

 

 

理想とするスキンケアは、健やかな角層を育みながら、余分な老廃物だけを取り除くというお手入れです。お肌に負担をかけずに、肌自らが美しくなる力を引き出すケアがナリス化粧品が目指しているスキンケアだといいます。

 

老化した角質の除去だけでなく、角質の育成も大切だと考えたナリス化粧品は、お肌への優しさに徹底してこだわり続けてきたと言います。老化した角質の剥離を促す成分の中には、お肌に刺激を与えるものも少なくありません。スキンケアがお肌に刺激を与えてしまっては、意味のないものになってしまいます。

 

 

ナリス化粧品では、ヨクイニンエキス(ハトムギエキス)を始めとする天然成分、肌の新陳代謝を助けるビタミンB12などを配合することで、お肌に優しいふきとりケアを実現させることができたと言います。

 

そこで、不安なことは、毎日続けてもお肌の負担にならないのかしら?ということですよね?ナリス化粧品の社内調査では、毎日、ふきとり用化粧水を使い続けても角層が薄くなりすぎるようなことはないという結果があるようです。また、ふきとり用化粧水を使い続けた場合には、その後の化粧品の浸透力が高まるという結果もある様です。

 

更に、その後に使う化粧水の水分保持量にも差が生じることが確認されているようで、ふきとり用化粧水を使い続けることで、常に健康な角層をキープすることが可能となり、やがて、それが同年代のお肌と比べた時には、大きな差を生み出すことになります。

 

ナリス化粧品のある研究開発者は、ふきとり用化粧水を長年愛用してきた50代女性のお肌を調べたところ、同年代の女性のお肌と比べた時のお肌の透明感が全く違うという差に驚いたと言います。上記のことから、ふきとり用化粧水には、即効お肌に変化をもたらすお手入れではありませんが、長くケアを続けることで、肌細胞の入れ変わりがスムーズになり、健やかなお肌の維持へとつながっていくケアだと考えた方が良いと思います。


ふきとり用化粧水は化学的にも効果的!顔のたるみ改善にはどうなのか?

ふきとり化粧水というスキンケア自体、一般的に話題になり、ナリス化粧品以外からも多数販売されていますが、私自身、「ふきとる」という行為自体がお肌を傷めてしまう原因にならないのか?という疑問が大きく、なかなか、購入には、至っていない状態でした。

 

しかし、そんな疑問などを吹き飛ばすような記事が日経から出ていたのです。内容については、以下の通りです。

 

ナリス化粧品は、ふきとり用化粧水の発売から80年を迎え、初心に戻り「ふきとる」という行為がお肌に与えている効果に着目し、研究を行ったという記事です。美白成分を含まないモデル化粧水を一定量含んだコットンで、半顔ふきとり、半顔をパッティングします。

 

 

その後、角層皮膚色を測定したところ、ふきとり行為は角質の厚みを変化させることなく、使用前のメラニン色が濃い人ほど大きくメラニン色を低下させるという結果が得られた様です。更に、人為的に形成した色素斑に対するふきとりパッティングで、ふきとり行為により、明らかに角層中の色素が排出されることが認められました。

 

また、使用後のコットンからタンパク質の溶出を測定したところ、ふきとり行為により、角層中の色素が排出されることが明らかになりました。また、使用後のコットン分析では、ふきとり行為によって明らかに除去されている結果が得られたと言います。ヒト3次元培養表皮に対し、粉末状角層を添加し培養したところ、細胞増殖の抑制が見られたと言います。

 

これらの結果から、ふきとり行為は、角層除去により表皮細胞の増殖に影響を与え、角層の生まれ変わりを促し、角層中のメラニンを排出する作用があるという結果を得たと言うことです。上記のことは、化粧品に関わる最先端の研究や技術、知識、情報を交換するSCC研究討論会の場で発表されたと言います。

 

日本経済新聞

 

上記のことで、「ふきとる」という行為が、お肌に大きな刺激を与えると言うよりも、良い効果をもたらしてくれていることがわかり、安心してふきとり用化粧水のスキンケアを始めてみようかという気持ちになりますよね。特に、寒い冬場は、体も冷えて血行が悪くなるのは、女性でしたら、誰もが感じることではないでしょうか?

 

ふきとり行為を続けることで、お肌のトーンが明るくなるのでしたら、年齢肌には、必要なアイテムといえると思います。一方、顔のたるみに対する効果については、複雑です。「ふきとる」という行為自体が角層でのお話しになります。

 

顔のたるみと言うのは、角層部分の乾燥が原因で生じる場合もありますが、多くの場合は、真皮層に存在するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の減少によって生じることが多いです。しかし、ターンオーバーが活発でなければお肌の細胞は、新しく入れ替わることができないわけですから、顔のたるみ対策の一つの方法として、取り入れることは、お肌の為には、とても良いことだと思います。

 

また、顔のたるみがかなり酷く悩まれている方などは、幹細胞培養液を配合した美容液などがおすすめです。幹細胞培養液を配合した美容液でしたら、根本的な細胞に働きかけ、細胞からお肌を元気にしてくれる効果が期待できます。

 

お肌を細胞から元気にしたい場合は、以下の記事を参考にして下さい。

 

幹細胞コスメおすすめの理由。顔のたるみ改善に効果あり?選び方どうする?

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