ナリス化粧品マジェスタ乳液は顔のたるみ改善に期待が高まる老化抑制効果があるってホント?
2017年8月、ナリス化粧品MAJESTAシリーズがリニューアルしました。リニューアルの目的は、お肌が乾燥しやすい秋冬に向けて、肌が本来持つ「美しくなろうとする力」を眠らせない為のリニューアルだと言われています。
ナリス化粧品は、今までの研究で紫外線照射量と加齢の影響を発見し、肌色の変化に深く影響していることを突き止めたと言いいます。これらの研究結果を元に今回のMAJESTAシリーズは、リニューアルされた様です。
今回のリニューアルは、MAJESYTAシリーズの10アイテムがリニューアルされました。その中でも、乳液に分類されている、MAJESTAミルク、MAJESTAトリートメントミルクが、MAJESTAコンクに続き人気の様です。その気になるMAJESTAミルク、MAJESTAトリートメントミルクについてまとめてみました。また、顔のたるみ改善にも効果があるのかと言う点についても考えてみました。
顔のたるみ改善に期待できるナリス化粧品MAJESTAシリーズとは
MAJESTAシリーズリニューアルの注目のポイントは、全アイテムに共通して配合されることになった「ユリ由来酵母エキス」と「碁石茶エキス」です。
ユリ由来酵母発酵エキス
ユリ由来酵母発酵物から抽出して得られるエキスです。美しくなることを忘れてしまった大人の肌に向けて、本来の肌が持つ美しくなる力を目覚めさせ、より輝くためのメカニズムに着目し、細胞本来の美しくなろうとするパワーを目覚めさせる「覚醒細胞」を増やしてくれるのがユリ由来酵母発酵エキスと言うことです。
碁石茶エキス
高知県大豊町の数軒の農家でのみ生産される発酵茶で「幻のお茶」と呼ばれる碁石茶から抽出したエキスです。タンパク質と活性窒素が結合することでできるニトロ化タンパク質が肌の「黄ぐすみ」であり、その増加原因は、紫外線照射量と加齢だということを発見したナリス化粧品は、ニトロ化現象を抑制し、分解してくれる碁石茶エキスを配合することにした様です。
また、ナリス化粧品のMAJESTAシリーズのリニューアルで乳液の他に注目されているアイテムがふきとり用化粧水の、MAJESTAコンクβです。MAJESTAコンクβには、アーユルヴェーダで「最も、重要な若返りハーブ」と呼ばれるツボクサエキスを配合し、話題になっています。
ナリス化粧品MAJESTAミルクの成分から考える顔のたるみ改善効果
ナリス化粧品MAJESTAシリーズの乳液に分類されているMAJESTAミルクは、保護化粧水の後、又は、美容液の後に使用するものとして存在しています。MJESTAミルクの他には、MAJESTAトリートメントミルクも乳液として分類されており、どちらを使用するかは、お肌の状態に合わせて選択できるところがうれしい点です。
そのMAJESTAミルクに配合されているものに、老化抑制効果があると言われる「グルコシルセラミド」が含まれているのです。グルコシルセラミドは、私たちの肌にも存在している成分で、お肌の表面の角質層の下にある基底層から顆粒層に存在し、細胞と細胞を結合させる役割を果たしてくれる大切な成分です。
お肌の角質層に存在しているセラミドは、ターンオーバーの過程で生成され、いったんグルコシルセラミドとスフィンゴミエリンに分解されてから蓄積されていきます。その後、ターンオーバーが進む過程で再びセラミドに合成されます。
つまり、グルコシルセラミドは、お肌の中でセラミドが分解されてできる成分の一つであり、セラミドを作り出す際に必要な成分でもあります。お肌の表皮に存在するセラミドは、今のところ9種類見つかっているようです。グルコシルセラミドは、その9種類のセラミドに変身できる可能性がある成分なのです。
グルコシルセラミドがお肌に及ぼす効果
グルコシルセラミドには、以下のような効果が期待できます。
- 保湿効果
- 目尻の小じわを改善する効果
- ヒアルロン酸を増やす効果
- シミ改善効果
- 抗アトピー効果
- 肌の老化抑制効果
グルコシルセラミドに期待できる効果は、保湿効果だけではないんですね。保湿効果はもちろんですが、老化抑制効果もある点がうれしいところです。グルコシルセラミドには、酸化を抑制する抗酸化作用やシワやシミの原因になる酵素を抑制する作用、肌の細胞(皮膚線維芽細胞)増殖を活性化する作用などもあるようです。
これらの効果が期待できることから、最近、アンチエイジング用の化粧品に配合されることが多くなってきています。グルコシルセラミドに抗酸化作用があると言うことは、紫外線の影響でコラーゲンやエラスチンが変性し、肌の弾力を失ってしまうという顔のたるみの原因を避けることができます。
しかし、コラーゲン、エラスチンが存在するのは、お肌の真皮層の部分です。角質層から更に奥の部分のお話しです。その為、それらの効果を得ようと考える場合には、グルコシルセラミドの浸透を更に奥深く可能にする必要があります。
しかし、ナリス化粧品のHPなどで確認しても、MAJESTAミルクは、そこまで浸透するようには、作られていない様です。しかも、乳液ですから、お肌の表皮の部分で水分を逃がさない役目が一番の様です。
MAJESTAミルクの主な成分には、グルコシルセラミドの他には、コガネバナ根エキスが配合されています。コガネバナ根エキスも高い保湿効果が期待できることから、乳液の役割である、水分を逃がさないという機能は、十分に働いていると考えられます。
コガネバナ根エキスの美容効果
コガネバナ根エキスには、以下のような効果が期待できます。
- 抗菌作用
- 抗アレルギー
- 抗炎症作用
- 保湿作用
- 紫外線を吸収
- 皮脂分泌抑制効果
- 育毛効果
- お肌の老化抑制効果
- チロシナーゼ阻害作用
- 収れん作用
以上がコガネバナ根エキスに期待できる効果です。コガネバナ根エキスにもお肌の老化抑制効果が期待できるようです。お肌にダメージを与えてしまう紫外線や外部刺激の影響により、コラーゲンやエラスチンを破壊してしまう酵素を抑制する作用があると言われています。
コガネバナ根エキスの効果についても、最大限に効果を得ようとする場合には、顔のたるみとなる原因を避けることができ、顔のたるみ対策につながっていきます。しかし、顔のたるみの根本の原因と言うのは、大抵、真皮層のお話しなのです。
その為、真皮層の細胞を元気にし、根本から顔のたるみ対策をしたいと考える場合、今のところ、幹細胞培養液を使用した美容液がオススメとなります。