顔のたるみ改善にプラセンタよりすごいフィト発酵エキスの肌ハリ再生力

年齢とともにお肌のハリは、徐々に失われていきます。女性だったら、誰もがお肌のハリを維持し続けたいと思うものですよね。そのお肌のハリ再生力がプラセンタの2倍という凄い成分が話題になっています。それが、フィト発酵エキス。

 

まだ、新しい成分のようで、研究は始まったばかりですが、今後、フィト発酵エキスが人の健康や美容を支える存在になっていく期待は大きい様です。そのフィト発酵エキスが美容にはどのような働きをしてくれるのかまとめてみました。

ホワイトソルガム

 

フィト発酵エキスは、白たかきび（ホワイトソルガム）をパントエア菌で発酵・培養して作られた糖脂質エキスです。白たかきびは、アレルゲン性の低い穀物として、小麦の代用として広く使用されているものです。

 

パントエア菌は、小麦や米、じゃがいもなどに共生している菌で、普段から知らず知らずのうちに口にしているものですので、安心できる素材です。わずかな量で、免疫活性化効果を発揮するのが特徴です。同じ微生物成分でも、パン酵母の約10万倍、乳酸菌と比較しても約1万倍の効果が期待できます。

フィト発酵エキスは、肌の角質層まで浸透して、美肌に欠かせない細胞の活性化に作用する効果が期待できると考えられています。以下は、その期待できる効果についてです。

 

 

 

フィト発酵エキスはターンオーバーを正常化に整える

 

 

肌細胞の生まれ変わりを肌のターンオーバーと言います。年令を重ねるごとに周期は長くなります。20代の正常のターンオーバーは、28日周期と言われています。しかし、30代になると約40日になり、40代になると約60日に伸びます。60代以降は、3ヶ月超になると言われています。

 

フィト発酵エキスは、肌の成長因子である線維芽細胞増殖因子を増加させることで皮膚新生を助け、ターンオーバーを促進させます。フィト発酵エキスの有無で遺伝子発言検査を行ったところ、約10倍も肌の成長因子が増えていることがわかりました。

 

 

 

フィト発酵エキスは線維芽細胞の増加効果がある

 

 

年齢とともにコラーゲンやエラスチンの生成機能が低下すると言われる線維芽細胞ですが、線維芽細胞が増加すれば、コラーゲンやエラスチンの増加も生じて、ハリのあるお肌へと導かれます。線維芽細胞の増加を考えた場合、プラセンタの線維芽細胞増殖因子が代表的なものです。その為、ある程度年齢を重ねると、若々しいお肌を保つ為に、プラセンタ配合の化粧品を好んで利用する方が多くなります。

 

 

このプラセンタと比較した場合、フィト発酵エキスには、肌のハリ、弾力のもととなるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞を増やす力が約2倍あることがわかりました。また、フィト発酵エキスは、植物性成分ですので、ウィルスや菌について感染の心配が欠かせない動物性プラセンタと違い、安心して使える点が大きな特長です。

 

 

フィト発酵エキスにはハリ・弾力をアップさせる効果がある

 

 

人間の体内には、炎症などにより老廃化した組織の細胞を食べて消化してしまうマクロファージと呼ばれる免疫細胞が存在します。フィト発酵エキスには、このマクロファージを活性化させる作用があります。

 

これによりお肌の新陳代謝が活発になり、細胞増殖因子の産生量が増えます。その結果、真皮の線維芽細胞が増殖し、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどのお肌に欠かせない成分が生成されれば、お肌のハリや弾力を取り戻すことが可能となるのです。実際に、プラセンタと比較した場合、ヒアルロン酸の生成量が約1.37倍、増加していることが明らかになったようです。

 

 

フィト発酵エキスには高い保湿効果がある

 

 

フィト発酵エキスの分子構造は、とても特徴的で、親油性（皮膚になじむ部分）と親水性（水になじむ部分）の二つの特性があります。その為、お肌に塗布すると、親油性の部分が皮脂になじみ、親水性の部分が水分を保持する働きをし、皮膚の保水力を高めてくれます。このことから、シワ・シミ・たるみなどの原因となる乾燥からお肌を守ることができます。

 

 

フィト発酵エキスには抵抗力を上昇させる効果がある

 

 

フィト発酵エキスがお肌に浸透すると、マクロファージが活性化し、バリア機能が高まります。これにより、お肌は、炎症を引き起こす細菌やウィルスから守られます。免疫バランスが正常化し、アレルギーやアトピーを緩和してくれます。

 

 

フィト発酵エキスが配合され、オールインワンジェルで時短スキンケアができることで話題になったのが、フィトリフトです。フィトリフトは、化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックが一つになった、オールインワンジェルです。フィトリフトには、フィト発酵エキスの他に、バラ子房エキス、ダイズエキスが配合されています。それぞれの効果については、以下の通りです。

 

 

バラ子房エキス

 

バラの「子房」とは、受粉を経て、実を結び種となっていく部分を言います。動物にとっては、「子宮」に当たる大切な部分のことです。この子房から抽出したエキスは、古い角質に潤いを与え、肌をふっくらと柔らかくしてくれます。

 

 

大豆エキス

 

イソフラボンの一種で「ゲニスティン」が配合されています。ゲニスティンは、イソフラボンの中でも大きな保湿効果が期待されている成分です。女性ホルモンとの関わりがあることが研究の結果わかっています。保湿効果が高く、肌の中からハリと弾力を呼び戻してくれる効果が期待できます。

 

 

以上が、フィトリフトに配合されている成分です。プラセンタよりすごい肌のハリ再生力に優れているフィト発酵エキスによって蘇ったお肌は、外からの刺激に負けないほど力強いお肌に生まれ変わります。また、植物の力により、しなやかなバランスの整ったお肌になります。植物から作り出されたフィトリフトは、肌の内側から健康にし、顔のたるみ改善へと導いてくれるコスメなのです。