乾燥肌対策にバオバブオイルで顔のたるみ改善の効果も期待

スキンケアにオイルを取り入れる事に抵抗がある方は、多いかもしれません。イメージは、ベタつく、肌がギトギトになるなどのイメージではないでしょうか？でも、オイルの中には、必須脂肪酸と言って、体内では生成されないものもあります。それらを積極的に摂取して、健康を維持するには、とても大切なことです。

 

また、必須脂肪酸を含むオイルは、保湿力アップにもつながるので、スキンケアに取り入れて、乾燥対策も可能です。その必須脂肪酸を含み、強力な保湿力をもつバオバブオイルが話題になっています。年齢を重ねたお肌の敵は、乾燥です。保湿力に優れたバオバブオイルで、ずっとハリ、潤いが続くお肌を目指しましょう。

 

バオバブの木は、熱帯アフリカのサバンナを代表する樹木です。バオバブの木は、他の植物が育たないような乾燥した過酷な地域でも水を蓄え、生育する強い生命力を持っています。一説には、5,000年以上も生きるとも言われている木です。

 

バオバブの木は、高さは、約30メートル、直径は約10メートルにもなり、世界最大のものは、南アフリカのリンポポ（Limpopo）州にある高さ47メートル、直径15メートルの大きさと言われています。また、乾燥しているサバンナの大地で長い年月を生き抜くために、バオバブの木は、自身の木に4,500リットルの水を貯えることが可能だと言うことです。

 

その大きなバオバブの木が育むフルーツは、サバンナにおいては、「神からの恵み」として大切に利用されています。ビタミン豊富なバオバブの実は、スーパーフルーツとして美と健康に役立てられています。

 

そのフルーツの種から圧搾したオイルには、年齢とともに減少するオメガ脂肪酸（必須脂肪酸）やビタミンA,D,E,F（肌の再生機能を活発）、ビタミンC（オレンジの6倍）が豊富に含まれています。バオバブオイルをお肌に塗布することで、肌の隅々まで浸透し、若々しい素肌作りに期待が持てます。

 

以下は、バオバブオイルに含まれている成分とそれぞれがお肌に及ぼす効果についてです。

 

オレイン酸	保湿力が高く、乾燥から肌を守るほか、老化を防ぐ働きがあります。
リノール酸（必須脂肪酸）	保湿や抗炎症作用などの働きがあります。美白効果にも優れています。
αｰリノレン酸（必須脂肪酸）	必須脂肪酸の一つです。肌からの水分蒸発を防ぎ、肌を柔軟にする働きがあります。
パルミチン酸	飽和脂肪酸の一つです。抗酸化作用があり、酸化しやすいビタミンAを安定させる働きがあります。シワを抑え、ニキビを減らす効果もあります。
ステアリン酸	肌の抗酸化作用があります。
ビタミンA	皮膚の再生、肌荒れを防ぎ、新陳代謝を高め、ハリのある肌へ導きます。
ビタミンD	皮膚免疫機能に関わり、傷などを治します。アトピー性皮膚炎の改善に効果があります。
ビタミンE	抗酸化力が強く、紫外線からのダメージに負けないお肌へ導きます。
ビタミンF	アトピーと密接な関係があり、細胞の成長を助けます。
ビタミンC（オレンジの6倍）	シミ、シワ、くすみ等に作用します。

バオバブの種

 

上記までで、バオバブオイルに含まれる成分の働きについて、お伝えしました。全体的には、バオバブオイルがお肌に及ぼす効果については、以下のような事が期待できると言えます。

 

• 抜群の保湿力
• 優れた抗酸化力
• 肌に優しいアトピー改善
• 頭皮の保湿抜け毛予防
• アレルギー改善

 

年齢を重ねたお肌にとって、乾燥は、第一の敵です。お肌が乾燥しければ、シワにもなりにくく、肌自体にハリがあり、たるむこともありません。お肌を若々しく保ちたい場合は、常に乾燥対策を考えることが大切です。

 

バオバブオイルには、乾燥地帯で生き抜くほどの優れた保湿力があります。バオバブオイルをお肌に塗布することで、その効果をお肌にも受けることができます。また、抗酸化力にも優れています。肌が老化してしまう原因の一つに細胞が酸化してしまうことがあげられます。

 

「酸化」とは、簡単に言うと、細胞が錆びついてしまうようなイメージです。その酸化により、細胞の機能が低下し、老化が促進してしまいます。細胞の酸化を防ぐことで、お肌のたるみ、シワも防ぐことができるのです。

 

 

顔のたるみで悩まれていて、それに伴うほうれい線で悩まれている方は、完全にたるみやシワがなくなることはありませんが、バオバブオイルを使い続けることで、肌の保湿力アップにつながり、細胞の酸化をを防ぐことで、細胞の老化を促進させないことは可能だと思います。

 

特に、季節の変わり目は、スキンケアの見直しは、大切になります。昨年と比べて、又は、数カ月前と比べて、お肌の乾燥が気になり、悩まれている方は、バオバブオイルはおすすめです。