顔のたるみ改善の為のアスタキサンチンの効果的な摂取法とは

顔のたるみ改善の為のアスタキサンチンの効果的な摂取法とは

アスタキサンチンは、天然色素のカロテノイドの一種です。優れた抗酸化力があり、最近では、化粧品やサプリメントなどに利用されることが多くなりました。アスタキサンチンの効果を最大限に得る為には、どのように摂取したら良いのかをまとめてみました。

顔のたるみ改善の為のアスタキサンチンの摂取量と摂取しやすい食品

 

アスタキサンチンの1日の摂取量は、厚生労働省などの定めがあるわけではありませんが、一般的には、1日4~6mgを目安に摂取すると良いようです。アスタキサンチン6mgというと、鮭の切り身2切れ程度に相当します。毎日、鮭2切れを食べるのも大変なことですね。

 

食事からアスタキサンチンを摂取する場合、アスタキサンチンが多く含まれている食品は以下の通りです。

 

 

サーモンピンクと言われる鮭の身には、アスタキサンチンが多く含まれています。鱒の身やイクラなどにもアスタキサンチンが含まれています。身近な食材なので、いつでも摂取できる食材です。アスタキサンチンを積極的に摂取したい方には、おすすめの食材です。

 

真鯛

 

真鯛にもアスタキサンチンは含まれています。しかし、真鯛の身の部分ではなく、赤色の皮にアスタキサンチンが含まれてます。アスタキサンチンの摂取を積極的に考えている方は、真鯛の皮も残さず食べることをおすすめします。

 

また、金目鯛などの皮の赤い魚の中には、アスタキサンチンを含むものが多いので、覚えておくと便利です

 

エビ

 

甘エビ、桜エビ、クルマエビなどにもアスタキサンチンは含まれています。6mgのアスタキサンチンを摂取するには、クルマエビ(大)でしたら、30尾も食べなければなりません。

 

カニ

 

カニの殻も赤いですから、カニにもアスタキサンチンが含まれています。カニは、季節商品なので、日常的に利用することは難しいかもしれません。6mgのアスタキサンチンを摂取するには、毛ガニであれば2杯程に相当すると言われています。

 

赤色をした魚介類には、アスタキサンチンを含むものが多いです。しかし、加熱すると白っぽくなるものは、アスタキサンチンは含まれていません。例えば、マグロの赤身などが良い例です。食品選びの参考にして下さい。

アスタキサンチンをサプリから摂取して顔のたるみ改善を目指す

上記までで、食品からアスタキサンチンを摂取する場合のことを紹介しましたが、摂取量のことを考えると、毎日、それほど食べれないと言うことになります。そこで、手っ取り早く摂取する方法としてサプリメントがあります。

 

アスタキサンチンをサプリメントから摂取する場合、いくつかポンとを抑えておくと、効率良くアスタキサンチンの効果を得られるようです。以下は、そのポイントになります。

 

油と一緒に摂取すると吸収率がアップします

 

アスタキサンチンは、水に溶けにくく、油に溶けやすい脂溶性の物質です。その為、油と一緒に摂取すると体に吸収されやすくなります。アスタキサンチンのサプリメントは、溶けやすいことも考慮に入れて作られていますが、更に、食後等にサプリメントを摂取することで、吸収率を高める効果が期待できます。

 

また、抗酸化力を高める為に、アントシアニン、ビタミンC、ポリフェノールなどの他の成分を一緒に摂取するなどの方法もおすすめです。

 

アスタキサンチンサプリを摂取する時間

 

アスタキサンチンのサプリメントは、摂取してから6~9時間後にアスタキサンチンの血中濃度が最も高くなると言われています。体内の活性酸素を除去して老化を防ぎたい場合には、紫外線などで活性酸素が増えてくる日中にアスタキサンチンの効果を得られるように、逆算して、朝にアスタキサンチンのサプリメントを摂取することがおすすめです。

 

特に、朝食後に摂取すると、油による吸収率の上昇も期待できて効果的です。

 

アスタキサンチンの摂取量を考えるとサプリが便利

 

アスタキサンチンは、エビ、カニ、紅鮭など赤い色の海産物に多く含まれています。しかし、上記でもお伝えしましたが、食事からアスタキサンチンを摂取する場合、紅鮭でしたら2切れ、イクラでしたら200g、桜えびだと86gの摂取が必要になります。

 

これらを毎日食べると言うのはとても大変なことです。便利に素早く摂取するためには、サプリメントがおすすめになります。

 

アスタキサンチンの効果については、以下の記事を参考にして下さい。

 

アスタキサンチンは顔のたるみ改善に効果あるってホント?

顔のたるみ改善に利用したい気になるアスタキサンチンサプリはどれ?

私のおすすめアスタキサンチンサプリメントを紹介します。

 

DHCのアスタキサンチン

 

 

アスタキサンチンのサプリメントは、様々なところから販売されているので、手軽に購入できます。その中でも、サプリメントと言うと、DHCが種類豊富で購入しやすいと思いますが、DHCから販売されているアスタキサンチンのサプリメントは、ヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチン9㎎と一緒にビタミンE2.7mgが含まれています。

 

活性酸素で体の錆びが気になる方にオススメです。他のものと値段を比較した場合でも、30日分で1,440円というお値段なので、費用を抑えたいけど健康や美容に気を遣いたいと言う方には嬉しいサプリメントです。

 

えがおのアスタキサンチン

 

 

㈱えがお健康食品から販売されている、えがおのアスタキサンチンは、ヘマトコッカス藻から抽出したアスタキサンチンを配合したサプリメントです。1日分(1粒)に6mgのアスタキサンチンを含みます。

 

この他に、抗酸化作用が期待できるビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、コラーゲン、オリーブ果実抽出物、セラミド、ヒアルロン酸が含まれています。錆びない身体作りをテーマに開発され、誕生したサプリメントです。日々の美容に気を付けている方、健康維持に気を付けている方などにおすすめです。

 

FANCLのえんきん

 

 

えんきんは、ファンケルが販売する日本初の機能性表示食品です。1日分(2粒)にアスタキサンチン4mg、ルティン10mg、シアニジンー3-グルコシド2.3mg、DHA50mgが含まれています。えんきんは、手元のピント調節機能を助ける働きや目の使い過ぎによる首や肩への負担を和らげる効果が期待できるようです。

 

アスタキサンチンは、眼精疲労にも効果的な成分です。普段から、目の疲れを感じている方には、おすすめのサプリメントです。

アスタキサンチン摂取で相性の良い成分と悪い成分

上記でもお伝えしていますが、アスタキサンチンは、脂溶性の成分である為、油との相性が良く、一緒に摂取すると吸収率アップの効果が期待できます。また、ビタミンCとの相性も良く、活性酸素と結びつき機能を失ったアスタキサンチンをビタミンCの水溶性抗酸化物質の働きで機能を取り戻すことが可能となります。

 

一方、アスタキサンチンと相性があまり良くない成分として、カロテノイドが挙げられます。アスタキサンチンもカロテノイドの一種ですが、アスタキサンチン以外のカロテノイドと一緒に摂取すると、競合が起きて吸収率が低下する可能性があると言われています。アスタキサンチンを確実に摂取したい場合には、カロテノイドを豊富に含む他の食品に気を付けることが大切になります。

 

アスタキサンチンをサプリメントから摂取する場合のポイントとしてまとめてみました。優れた抗酸化力を持つ、アスタキサンチンは、眼精疲労の改善、シミ、しわ、たるみ予防などにも効果的な成分です。一方で、鮭などは、古くから日本人の食卓に上がってきた食品であり、安全面から考えても安心して利用できると考えられます。

 

アスタキサンチンは、美容面だけでなく健康面での働きにも期待が持てる成分である為、体を錆びつかせたくない方、顔のたるみが気になり始めた方には、おすすめの成分です。いつまでも、若々しさを維持したい方は、積極的に、摂取を心掛けてみましょう。

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